肥後銀行と鹿児島銀行、経営統合へ総資産8兆円超に
- 2014-11-07
九州を地盤としている肥後銀行(熊本市)、鹿児島銀行(鹿児島市)両行が7日午後、経営統合に向けた交渉に入っているとのコメントを発表した。
来年の秋に共同持ち株会社を設置し、両行が傘下へと入る案が有力視されている。
統合後の総資産は8兆円超えとなり、地銀では上位10グループに浮上することとなる。
地銀では都道府県をまたいだ再編の動きが活発になっており、今月に入ってから地銀再編の動きは横浜銀行と東日本銀行の経営統合に続き2つ目となる。こうした有力地銀が相次いで再編をしたことにより、他の地域にも波及する可能性が高まると予測される。