富士フイルム、アメリカIT企業を買収
- 2008-12-02
- 富士フイルムは放射線科向け業務支援システム開発のベンチャー、エピリック(ノースカロライナ州、米国)を買収。買収金額は20億前後と見られている。 コンピューター断層撮影装置(CT)などを使う検査業務や患部画像データを一元管理するシステムを両者で開発、米国の病院で販売する。 富士フイルムが手がける医療用画像データの管理システムとエンピリックのシステムを統合、販売する。 病院の意思や技術が撮影業務の情報を入力する手間が省け、経営の効率化につなげる。 今後も英国や中東などにも販売を拡大。遠隔医療システムの開発も両者で始める。