伊藤忠 長瀬産業から放送局向け映像機器会社買収
- 2015-03-16
伊藤忠商事は子会社の伊藤忠ケーブルシステム(東京・品川)を通じ、映像・音響機器を販売する報映産業(東京・中央)を買収し、完全子会社にした。親会社の長瀬産業から10億円弱で全株式を取得した。
報映産業は放送局や映画会社に映像用テープなどを販売しており、売上高は年37億円。伊藤忠ケーブルシステムは放送局向けにサーバーやハードディスクなどの映像配信機器の設計や施工、管理を手掛けている。報映産業が全国に持つ地上波テレビ局の顧客を取り込み、40億円の年間売上高を早期に100億円にするのを目指している。