ガンホー、自社株TOBを発表 ソフトバンクから830億円で
- 2015-04-28
ガンホー・オンライン・エンターテイメントはTOBによる自社株買いを実施すると28日に発表した。親会社のソフトバンクから、ガンホーの発行済み株式数の約17%にあたる約1億9529万株を上限に約830億円で買取る。
買付け期間は30日から6月1日で、TOB価格は1株425円。ソフトバンクは現在、本体でガンホー株の33.63%を保有するほかグループ会社の保有分などを含めてガンホーを実質的に支配しており親会社の地位にあたる。今回のTOBの結果、ガンホーはソフトバンクの子会社から持分法適用の関連会社になる。経営の自由度を高め、迅速な意思決定を求めるガンホーが株式の買取りを打診し、ソフトバンクが応じたといわれている。