DMG森精機、独社へTOB主要7か国から承認を得る
- 2015-05-05
DMG森精機(工作機械大手)は5日に同業の独DMG MORI SEIKI(旧ギルデマイスター)へのTOB(株式公開買付について、日独米中などの主要7か国から承認を得たと発表。DMG森精機はTOB手続きを終えており、6日付けで応募株式への決済を実施。独社は連結子会社となる。
DMG森精機は今年の2月~4月にTOBを実施。公開買付と個別売買で新たに28.2%を取得することで出資比率は52.5%へ高まる。取得費用は6億6700万ユーロ(約890億円)とみられている。各国から承認を得たことで連結売上高が4千億円を超える世界最大の工作機械メーカーが誕生する。